【特別レポート】ゲーム業界の部分有料化の成功事例 オンラインゲームの経済

発想の転換と第2の全盛期に当たる
ゲーム業界の部分有料化の成功事例

ネクソンなど、国内であり、海外の市場をリードする・・・
利便性のプレミアム特典高め、顧客のニーズを最大化 

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有料のケーブル放送を除いて、現在までに、デジタルコンテンツのうち唯一の有料化に成功した分野は、オン
ラインゲームコンテンツだ。
正に『部分有料化』を使ってからだ。これは、ゲーム自体は無料だが、便利な機能やゲームのアイテムは有料
で販売するサービスモデルだ。主な売上げは、仮想アイテムの販売で成り立つ。
国内のオンラインゲーム市場に『部分有料化』という収益モデルが初めて登場したのは2001年である。そ
の先頭走者は、ゲーム会社ネクソンだった。
ネクソンは、2001年7月月額定額制の限界を克服し、普遍的なユーザーの数を増やす為の定額制ベースの
『クイズ』を初の無料ベースのゲームに移行し、部分有料化を導入した。
『定額制』が主流だった当時としては画期的な試みだった。業界の懸念も大きかった。しかし、このような試
みは、ゲーム内で自分のキャラクターが彩っての勝利を望む顧客の『ニーズ』に正確に含まれて適合した。
また、少額決済システムなどの支払い手段の利便性を高め、様々なアイテムの開発に力を注いだ企業の努力を
『部分有料化』はデジタルコンテンツの有料化の成功モデルとして定着した。

定額制の収益モデルの限界を拡大
以後、部分有料化は、カートライダーなどのカジュアルゲームを中心に定着した。カジュアルゲームの場合、
学生の需要層であるため、ゲームを無料でサービスしながら、様々なアイテムの販売から収益を上げる事が効
果的だった。
しかし、ゲーム市場の競争が激しくなり、多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)にも部分有料
化の風が吹いた。
ネクソンは、2005年8月MMORPG5種の『風の王国』『闇の伝説』『テイルズウィーバー』『アスガ
ルド』『エランシア』で、定額制を廃止すると宣言した。MMORPGをサービスする企業も月額定額制から
部分有料化と収益モデルを一斉に変更し始めた。
ウェブゼンの場合、代表長寿MMORPGゲーム『ミューオンライン』を部分有料化にして、ゲーマーたちか
ら大きな人気を集めている。昨年11月10日正式サービスを開始したミューオンラインの無料化バージョン
『ミューブルー』は商用化、2ヶ月ぶりに約40%以上の売上げの上昇を記録した。
会社側は『部分有料化方式を採択し、序盤参入障壁を下げながら、新規プレイヤーがゲームに流入し始め、ゲ
ームをしていなかった休眠ユーザーたちも帰って来た』とし、『PVP(Player Vs Player
、ユーザー間の対決)コンテンツの強化など、既存のミューオンラインとコンテンツを差別化した点も新規会
員を導く魅力の要素になった』と評価した。

国内のオンラインゲーム産業の急成長の牽引
韓国コンテンツ振興院の最新の世界的なゲーム産業の動向報告書によると、現在、全世界での無料サービスベ
ースの部分有料化ゲームの利用者が最も多いのは韓国だ。利用者のうち約10%が有料アイテムを購入してゲ
ームを利用する事が分かった。
ネクソン、NCソフト、ウェブゼン、ゲームビルなど国内の主要なゲームメーカーは、部分有料化を実施し、
第2の全盛期を迎えていると言っても過言ではない。
部分有料化の収益モデルが有効になり、国内のオンラインゲーム市場は昨年の3兆4171億ウォンの売上げ
を記録した。ネクソンの場合、昨年の売上高の絶対額を部分有料化に収め入れた。
海外市場への連結売上基準で2004年に1000億ウォンだった売上高は僅か5年後の2009年7000
億ウォンを超えた。
リネージュで有名なNCソフトも部分有料化で持続的な成長の勢いに乗っている。チェ・グァンスンSK証券
のアナリストは『部分有料化のモデルが、昨年の第4四半期リネージュ1に成功定着したのに続き下半期リネ
ージュ2、AIONで拡大する事で安定的な売上成長を期待して見るに値する』とし、『今年の売上げと営業
利益は前年同期対比それぞれ17.2%、34.8%増の5304億ウォン、2689億ウォンを記録すると
予想される』と明らかにした。
『部分有料化』の成功モデルは、海外市場でもそのまま適用されている。ネクソンは、コンソールゲームが絶
対的な割合を占める北米のゲーム市場にオンラインゲームで挑戦状を突き付けて目に見える成果を収めている

北米市場に進出して以来、ネクソンアメリカでは、毎年成長を繰り返えして来て、昨年は約574億ウォン(
4526万ドル)の売上げを記録した。

2010年7月27日 韓国エコノミックレビュー 経済
プロフィール

Author:taleslab
株式会社ネクソン、NEXON Corporationが開発・運営する無料オンラインRPG『テイルズウィーバー』の韓国における情報の翻訳及びNEXON Corporationのプレスリリースなどの情報の翻訳によるブログを活用した情報発信と広報 ネクソン日本法人が運営配信するテイルズウィーバーのゲーム普及・広報

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